「数年前に導入したアパートの無料Wi-Fiについて、最近『遅い』『繋がらない』という入居者からの苦情が増えた」「クレーム対応が増えてきて、管理側の負担が大きい」──福岡で賃貸物件をお持ちのオーナー様・管理会社様からのご相談で、新規導入と並んで多いのが「既存の無料Wi-Fiのリプレース」です。この記事では、アパートのWi-Fiが遅くなる原因の切り分けと、改善方法、リプレース費用の目安を解説します。
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なぜアパートのWi-Fiは「数年で遅くなる」のか
5年前は問題なかった無料Wi-Fiが、現在では入居者から苦情が来る、というケースが福岡市内で増えています。原因は機器の劣化だけではありません。
原因1:入居者の端末・利用パターンが変わった
5年前は1人あたり2〜3台だった接続デバイスが、現在ではスマホ・PC・タブレット・スマートウォッチ・スマートスピーカー・スマート家電などで1人あたり7〜10台が珍しくありません。同時接続数が機器の処理上限を超えると、全戸の速度が落ちます。
原因2:4K動画・ビデオ会議の常時利用
NetflixやYouTubeの4K動画、テレワークでのビデオ会議が日常になり、1戸あたりの帯域要求が3〜5倍になっています。共有回線の総帯域が同じままだと、夜間に体感が大きく落ちます。
原因3:機器の経年劣化
ルーター・スイッチ・APは、家庭用で3〜5年、業務用で5〜7年で性能が下がります。とくに業務用APは熱で性能が落ちるため、夏場に苦情が増える傾向があります。
原因4:VDSL方式特有の集合住宅問題
築古アパートでVDSL方式を使っている場合、回線そのものが時間帯混雑に弱く、夕方〜夜に大きく速度が落ちます。これは機器のリプレースでは解決できません。
原因の切り分け:何から手をつけるか
STEP1:実測速度を時間帯別に取る
苦情が出ている戸からスマホで速度測定をしてもらい、朝・昼・夜・深夜の4回の数値を確認します。時間帯で大きく変動するなら回線層、終日遅いなら機器層が主原因です。
STEP2:共用部の機器状態を確認
共用部の通信ラックを開けて、ルーター・スイッチ・APの状態を確認します。発熱の異常、再起動の頻度、ファームウェアのバージョンをチェックします。
STEP3:契約回線の見直し
契約している光回線のプラン、ホームゲートウェイ(HGW)の世代、契約速度を確認します。マンションタイプから戸建てタイプへの切替えで根本改善することがあります。
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改善方法5パターンと費用目安
| 改善方法 | 費用目安 | 効果 |
|---|---|---|
| 1. 共用部APの増設・配置見直し | 50,000円〜 | 戸数が多い物件で有効 |
| 2. ルーター・スイッチのリプレース | 100,000円〜+機器代 | 機器の経年劣化が原因なら効果大 |
| 3. 共用部の全機器一新 | 200,000円〜 | 長期的な安定を狙う |
| 4. VDSL→光配線方式への切替え | 150,000円〜(10戸目安) | 根本解決 |
| 5. 契約回線の事業者変更 | 変動 | 事業者選定が重要 |
料金詳細は工事の費用ページ、賃貸物件への対応は賃貸オーナー・管理会社向けページで解説しています。
リプレース時に検討すべき設計の見直し
機器を入れ替えるだけでなく、設計そのものを見直すと長期的な改善が期待できます。
見直し1:戸数に対する帯域設計
10戸規模なら200Mbps程度、20戸規模なら500Mbps程度が共有回線の目安です。今後の入居者増加や利用増を見越して、余裕のある回線を選びます。
見直し2:来訪者用・テナント用のSSID分離
戸建てなら不要ですが、エントランス・集会室のあるマンションでは、来訪者用と入居者用のSSIDを分離することで、入居者の帯域を確保できます。
見直し3:管理者ポータルの導入
共用部Wi-Fiの利用状況をリアルタイムで確認できるダッシュボードを導入すれば、トラブル時の対応が早くなります。クラウド管理型のAPを使えば、運用負荷を抑えられます。
入居者からの苦情対応:オーナー・管理会社の負担を軽くする
Wi-Fi関連の問い合わせがオーナー様・管理会社様の電話番号に集中すると、本業に支障が出ます。家物語グループ福岡では、入居者からの一次問い合わせを直接受ける運用も組めます。
一次問い合わせ受付の運用例
- 入居者向けに「Wi-Fi相談窓口」のLINE・電話番号を別途用意
- 一次切り分け(再起動・接続テスト・物理的な確認)を窓口で実施
- 機器側に問題があれば家物語が現地対応
- 月次レポートをオーナー様・管理会社様に送付
運用費用は物件規模により変動します。詳しくはご相談ください。
福岡市内のエリア別、リプレース傾向
東区・博多区(学生・単身者向け物件)
築10年前後のアパートで、当初の機器(家庭用ルーター流用)から業務用APへのリプレースが多くあります。
中央区(築古マンション)
築20年超のマンションで、VDSL方式から光配線方式への切替えご相談が増えています。管理組合との合意形成が鍵です。
西区・早良区(ファミリー向け戸建賃貸)
戸建賃貸は配線がシンプルなため、ルーター・APの世代交換だけで体感が大きく変わります。対応エリアもご参照ください。
賃貸オーナー様からよくいただくご質問
Q. 入居中の物件でリプレース工事はできますか?
可能です。共用部の機器交換は短時間(数時間)で済み、入居者への影響を最小化できます。日中の数時間、Wi-Fiが使えなくなる旨を事前に掲示するのが一般的です。
Q. 入居者から苦情が来ている戸だけ改善できますか?
はい、可能です。共用部の機器は据え置いて、苦情が来ている戸内のWi-Fi電波到達を改善する追加APを設置する方法もあります。
Q. リプレース後の保証はありますか?
施工日から1年間、配線・機器設置部分の不具合を無償対応します。詳しくはQ&Aもご参照ください。
Q. 工事費の支払いは分割できますか?
クレジットカード決済(Square)に対応していますが、リボ・分割払いは弊社からは対応していません。カード会社側の分割対応であれば可能です。法人の請求書払いも承ります。
まとめ:「設備として持っている」と「実用に耐える」は別物
導入から年数が経った無料Wi-Fiは、機器・回線・設計のいずれかが時代の利用パターンに追いついていないことが多くあります。「持っているか」ではなく「実用に耐えているか」で見直すタイミングです。苦情が増えてきたら、まずは現状の機器・回線・設計を客観的に見立てるところから始めるのが現実的です。「うちの物件の状況を見てほしい」というご相談は、物件所在地と入居戸数をLINEに送っていただければ、現地調査のうえ改善プランをご提案します。営業の押し売りはいたしません。
福岡のLAN工事のご相談はLINEからお気軽に
記事をお読みいただきありがとうございます。「うちの戸建てではいくらくらいで収まる?」「事務所移転に間に合う?」「写真と図面を見て概算が知りたい」など、LINEのトーク感覚で気軽にご相談いただけます。配線したい場所の写真や、フロアレイアウトをお送りいただければ、より具体的にご案内できます。
福岡市内・近郊での現地調査・お見積り・キャンセル料はすべて無料です。しつこい営業電話はいたしませんので、お気軽にメッセージください。
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