「事務所を移転するが、当日からネットが使える状態にしたい」「回線・配線・機器をバラバラに発注して、結局移転当日にネットが繋がらなかった、を避けたい」──福岡で事務所移転を控えた中小企業の総務・情シスの方からよくいただくご相談です。オフィス移転のLAN工事は、配線の良し悪し以上に、移転日当日から業務再開できる段取りに持っていけるかが成否を決めます。この記事では、福岡市内でオフィス移転を控えた方が、3か月前から移転翌日まで何を進めればよいかを時系列で解説します。
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オフィス移転LAN工事で失敗するパターン
具体的な段取りに入る前に、失敗パターンを把握しておくと判断軸が定まります。福岡市内のオフィス移転で実際に起きがちな失敗は次の3つです。
失敗1:回線業者の開通工事が間に合わない
NTT東日本・西日本の開通工事は、繁忙期(4月・10月)には1〜2か月待ちになります。移転日の3週間前に申し込んだら間に合わない、というケースは天神ビッグバンに伴うテナント移転の集中期によく見られます。
失敗2:配線業者と機器の納品が噛み合わない
「配線は終わったが機器が届かない」「機器は届いたが設定する人がいない」──別業者に依頼するとよくある失敗です。配線・機器調達・設定の責任分界点が曖昧だと、ベンダー間の押し付け合いになりがちです。
失敗3:移転当日にレイアウトが変わる
引越し業者が什器を運び入れた後で、「やっぱりこの席にも有線LANが必要」「会議室の配線が逆だった」と判明することがあります。配線は床下・天井裏を通っているため、当日の変更には追加工事が必要です。
移転3か月前:レイアウト確定と回線手配
オフィス移転のLAN準備は、移転3か月前から動き始めるのが理想です。とくに以下の3つを並行で進めます。
新オフィスのフロアレイアウトを確定
誰がどこに座るか、有線LANが必要な席はどこか、会議室・複合機・サーバーラックの位置はどこか、を確定させます。レイアウト変更があると配線設計のやり直しになるので、ここで確定させるのが肝心です。
回線事業者の手配
NTT光・auひかり・NURO法人・コミュファ光・福岡では九州電力グループのBBIQやJ:COMビジネスも選択肢に入ります。開通工事の日程を移転日の2週間前までに終わらせる枠で押さえます。繁忙期は早めの押さえが必須です。
配線設計の依頼
レイアウト図をもとに配線業者へ依頼します。家物語グループ福岡では、回線事業者との日程調整、機器選定、配線設計までを一括で受けられます。詳細はオフィス・テナント向けページをご覧ください。
移転1か月前:機器の事前キッティング
ルーター・スイッチ・アクセスポイントなどのネットワーク機器は、できれば移転1か月前までに発注しておきます。設置場所に持ち込んでから設定するのではなく、事前にキッティング(IPアドレス・VLAN・SSID・パスワード設定済みの状態)にしておくことで、移転当日の作業を大幅に短縮できます。
キッティングで決めておく項目
- IPアドレス設計(ネットワークセグメント、固定IP割当)
- VLAN分離(社内・来客・POS・IoT・会議室)
- SSIDとパスワード(社員用・来客用)
- 拠点間VPNの設定(本社⇄福岡支店など)
- クラウドPBX(IP電話)の設定
移転2週間前:新オフィスでの配線工事
引越し業者が什器を運び入れる前のタイミングで、新オフィスの配線工事を実施します。フリーアクセス床(OAフロア)の下を通す配線、壁内・モール処理の配線を、レイアウト図に沿って一気に施工します。
配線本数の目安
| 規模 | LAN配線本数の目安 | AP台数 | 所要日数 |
|---|---|---|---|
| 10名規模 | 10〜15本 | 1〜2台 | 1日 |
| 20〜30名規模 | 25〜40本 | 2〜4台 | 1〜2日 |
| 50名以上 | 50本以上 | 4〜8台 | 2〜3日 |
配線工事のタイミングを引越し前にすることで、什器設置後に「ここにも配線が必要だった」という事態を最小化できます。
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移転当日:機器設置・接続・動作確認
移転当日は、引越し業者の作業終了後(または並行)でLAN工事チームが入ります。事前キッティング済みの機器を設置場所に持ち込み、ケーブル接続→電源ON→各PCの接続確認→ビデオ会議・複合機・社内サーバーへの疎通確認まで一気に進めます。
当日確認する4つのポイント
- 全PCで社内ネットワーク・インターネットへの接続が取れているか
- VLAN分離が意図どおりに効いているか(社内→来客への通信が遮断されているか)
- ビデオ会議(Zoom・Teams・Google Meet)の音声・映像品質
- IP電話・クラウドPBXの発着信
移転翌日以降:初日に発覚した不具合の追加対応
どれだけ事前準備をしても、初日に「この席だけWi-Fiが弱い」「複合機が見つからない」などの不具合は出てきます。家物語グループ福岡では、移転翌日に1度フォロー訪問する運用を推奨しています。スポットで2〜3時間の対応で済むことがほとんどです。
福岡市内エリア別のオフィス移転傾向
博多区・中央区(テナント移転の集中エリア)
博多駅周辺・天神・薬院・赤坂は、天神ビッグバン・博多コネクティッドによるビル建替えに伴うテナント移転が頻発しています。20〜50名規模のオフィス移転が多く、Wi-Fi 6 AP整備とVLAN設計を含む構成が主流です。
東区(コールセンター・物流の大型拠点)
香椎照葉・アイランドシティでは、50名以上の大型オフィス・コールセンターの移転案件が増えています。Cat6A配線・PoE+対応スイッチを含む堅牢な構成が必要です。
近郊(春日・大野城・郊外オフィス)
福岡近郊への移転や、近郊から市内中心部への移転もご相談いただくケースが多くあります。移動費の目安は対応エリアページでご確認いただけます。
オフィス移転LAN工事でよくあるご質問
Q. 夜間・休日に工事してもらえますか?
はい、対応可能です。営業中の旧オフィスでの撤去工事や、新オフィスでの夜間配線工事は通常料金の25%増しが目安です。詳しくはQ&Aをご覧ください。
Q. 旧オフィスの原状回復も依頼できますか?
もちろん可能です。退去日までに既設配線・機器の撤去、ビル管理会社との立会いまでお引き受けします。10台規模オフィスで50,000円〜が目安です。
Q. ルーターやスイッチの選定はお任せできますか?
利用人数・将来の拡張余地・予算に応じて、YAMAHA・NEC・Cisco・Aruba・FortiGateなどから機器をご提案します。事前キッティングまで一貫対応します。
まとめ:オフィス移転のLAN工事は「3か月前から動く」が成功の鍵
オフィス移転のLAN工事は、配線そのものの良し悪し以上に、回線手配・機器調達・設定・配線のスケジュール調整がすべてです。「3か月前に動き始めて、当日業務再開できる状態」をつくるのが理想です。家物語グループ福岡では、フロアレイアウト確定から移転翌日のフォローまでをワンストップで対応します。移転日が決まったら、まずは現地調査からご相談ください。「うちの移転は◯月◯日。間に合う?」というご相談も、LINEに移転日と新オフィスの所在地をお送りいただければ、その場で間に合うかをお返しします。
福岡のLAN工事のご相談はLINEからお気軽に
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