「1階のリビングではサクサクなのに、2階の書斎や子ども部屋でWi-Fiが弱い」「在宅勤務のビデオ会議が固まる」「家族が同時に動画を見ると遅くなる」──福岡の戸建てに住む方からよくいただくご相談です。中継器を試した、メッシュWi-Fiを買ってみた、それでも改善しなかった方も多いはずです。この記事では、戸建ての2階にWi-Fiが届かない原因を5つに整理し、福岡で多い解決方法を費用目安つきで解説します。読み終わるころには、ご自宅でどの方法が一番現実的かが見えてくるはずです。
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戸建ての2階にWi-Fiが届かない5つの原因
解決方法を選ぶ前に、なぜ届かないのかを切り分けることが大切です。原因によって有効な対策がまったく違うからです。福岡で実際にご相談を受ける際にも、まずは現状確認から入ります。
原因1:ルーターの設置位置が偏っている
もっとも多いのがこれです。リビングの隅やテレビ裏など、家の端にルーターを置いている場合、家の反対側や上下階には電波が届きにくくなります。Wi-Fiの電波は半径10〜15mが目安で、間に壁や床が入ると急速に弱まります。
原因2:木造でも梁・断熱材・水回りが電波を遮る
木造戸建てなら電波は通る、と思われがちですが、壁の中に入っている梁・グラスウール断熱材・配管などは無視できないほど電波を吸収します。とくに浴室・トイレ・キッチンを挟んだ向こう側は、距離以上に届きにくくなります。
原因3:RC造(鉄筋コンクリート)戸建ては階を貫通しにくい
福岡市内の都市部や香椎照葉エリアにはRC造の戸建て・3階建て住宅も増えています。コンクリート床は電波を大きく減衰させるため、1階のルーターから3階へWi-Fiを届けるのはほぼ無理だと考えてください。
原因4:ルーターが古い(Wi-Fi 4/5世代)
5年以上前に買ったルーターは、Wi-Fi 4(IEEE 802.11n)またはWi-Fi 5(11ac)止まりの可能性があります。家族の同時接続台数や4K動画の需要を考えると、新しい規格(Wi-Fi 6 / 6E)への買い替えで体感が変わるケースもあります。
原因5:契約回線そのものが遅い
意外に見落とされるのが、契約している光回線そのものの実測速度です。プロバイダのレンタルルーター(HGW)と市販ルーターの組み合わせで二重ルーター状態になっていて、本来の速度が出ていない場合もあります。
解決方法5選:費用目安と向き不向き
原因が見えたら、次は解決方法です。福岡の戸建てで実際に多く採用される5つの選択肢を、費用目安と向き不向きで整理します。
解決1:ルーターの設置位置を変える(費用0円〜)
まず試してほしいのが「ルーターを家の中央寄りに移動する」「床に置かず棚の上に上げる」「金属製のラックの中に入れない」など、ちょっとした置き場所の見直しです。費用ゼロで改善することもあるので、最初の打ち手としておすすめです。ただし、配線の取り回し都合で移動できない、移動しても2階の奥までは届かない、というケースも多くあります。
解決2:Wi-Fi中継器を置く(費用3,000〜10,000円)
1階と2階の中間(階段の踊り場など)に中継器を置く方法です。手軽で安価ですが、中継器の弱点は「弱い電波を弱いまま中継する」という性質です。元のWi-Fi電波が弱い場所では効果が薄く、設置場所のセンスが要求されます。BUFFALOやTP-Linkの数千円台製品で気軽に試せますが、根本解決にはなりにくいのが正直なところです。
解決3:メッシュWi-Fiを導入する(費用15,000〜40,000円)
家全体を複数台のWi-Fi機器でカバーする方式です。中継器より新しい考え方で、機器同士が連携しながら最適な経路を選びます。Wi-Fi 6対応のメッシュ製品(TP-Link Deco、Aterm AMシリーズ、Google Nest Wifiなど)であれば、戸建ての1〜2階をきれいにカバーできるケースが多いです。RC造や3階建てではメッシュでも届かないこともあるので、建物構造と相性を見て決めます。
解決4:壁内LAN配線を通してWi-Fi 6 APを増設する(費用60,000〜120,000円)
1階のルーターから2階の壁面までCat6/Cat6AのLANケーブルを壁内配線で通し、2階にWi-Fi 6アクセスポイント(AP)を設置する方法です。中継器・メッシュとの最大の違いは「強い電波を新たに発信する」点です。有線で信号を運ぶため、距離による減衰がなく、上下階の壁・床も関係ありません。福岡市内の戸建てでは天井裏・床下のCD管・PF管を利用すれば、壁や天井を大きく開けずに配線できることが多くあります。
解決5:光回線の見直し(費用は工事費+月額変動)
そもそも契約している光回線が遅い場合は、別事業者への切替えを検討する選択肢もあります。NTT光・auひかり・NURO光・コミュファ光・福岡では独自のZAQやBBIQも選択肢に入ります。回線契約は弊社の領分外ですが、開通工事の手配代行や、開通日に合わせたLAN工事は対応可能です。
選び方の早見表:どの戸建てにどの解決方法が向くか
| 建物・状況 | 第一候補 | 第二候補 |
|---|---|---|
| 木造2階建て・コンパクト | メッシュWi-Fi | 中継器 |
| 木造2階建て・延床40坪超 | 壁内LAN+AP | メッシュWi-Fi |
| RC造2階建て | 壁内LAN+AP | メッシュWi-Fi |
| RC造3階建て | 壁内LAN+各階AP | — |
| ビデオ会議・オンラインゲーム重視 | 壁内LAN+有線接続 | メッシュWi-Fi(有線バックホール対応) |
| とりあえず安く試したい | ルーター位置変更 | 中継器 |
「壁内LANは大掛かりに見えるけれど、結果として一番安く済む」というケースは意外に多いです。中継器・メッシュを買い替え続けた費用を合計すると、最初から壁内LANを通したほうが結局安かった、というご相談はよく伺います。
「うちの間取り図で見てもらえますか?」「写真を送れば判断してもらえる?」というご相談はLINEのチャットからどうぞ。写真・図面を送っていただければ、その場で「中継器で十分」「壁内LAN推奨」「位置変更だけでも改善余地あり」のいずれかをお伝えできます。営業電話はかけません。
福岡で壁内LAN配線工事を選ぶときの注意点
「壁内配線が一番」と判断して工事を依頼する場合に、福岡で見落とされがちな注意点を3つ挙げます。
注意1:既設のCD管・PF管が使えるかは現地調査次第
築15〜20年の戸建てでは、電話線・テレビアンテナ線のために通っているCD管・PF管が使える場合があります。これが使えるかどうかで工事費が30,000円ほど変わります。図面だけでは判断しきれないので、現地調査で実物を確認します。
注意2:分譲マンションは管理組合の許諾が必要
戸建てではなくマンションでお考えの場合、専有部内の配線であれば自由にできますが、共用部(パイプスペースやメーターボックス)に手を入れる必要があるときは管理組合の許諾が必要です。許諾が下りないこともあるため、事前に確認しておきます。
注意3:AP(アクセスポイント)の選定で大きく変わる
壁内まで配線したら、その先のWi-Fi 6 APの選定で体感が大きく変わります。家庭用の安価なAPと、業務用のPoE対応APでは、同時接続台数の安定性が違います。「ご家族+来客+スマート家電」で20台超を同時に使う家庭は、家庭用機器のスペック上限を超えていることがあります。詳しい料金は工事の費用ページもご参照ください。
福岡市内エリア別の戸建てWi-Fi相談傾向
福岡支店では実績を積み上げ中のため、福岡市内の具体的な施工事例は載せられません。以下は、家物語グループ全体(札幌支店「札幌LAN工事.com」を含む)で寄せられている戸建てWi-Fiのご相談傾向を、福岡の地域性に合わせて整理したものです。
東区・博多区(築浅戸建てが多いエリア)
香椎照葉・アイランドシティ・千早などの新興住宅地は築浅戸建てが多く、最初からCD管が通っていて壁内配線がしやすい傾向です。Wi-Fi 6 APを2階に1台増設するだけで解決するケースが目立ちます。
中央区・南区(築古戸建て・密集地)
薬院・大橋・高宮など中央区南区の住宅密集地は、築20〜30年の戸建てが多く、配線ルートが限定されることがあります。それでも天井裏のスペースを活用すれば配線できることが多いです。
西区・早良区(延床が大きい戸建てが多いエリア)
姪浜・今宿・周船寺・藤崎・西新・原などは延床40坪超の戸建てが多く、1階のルーターから2階の奥までは距離が遠いです。メッシュWi-Fi単独では届かず、壁内LAN+複数APの組み合わせをおすすめすることが多いエリアです。
戸建てWi-Fiトラブルでよくあるご質問
Q. 中継器を3つ買って試したけど改善しません。どうすれば?
中継器を増やしてもベース電波が弱ければ意味がありません。元のルーター位置を見直すか、壁内LAN+APに切り替えるのが現実的です。
Q. メッシュWi-Fiは買ってからどれくらい持ちますか?
Wi-Fi 6対応メッシュ機器なら5〜7年は使えるでしょう。ただし、家族の同時接続台数が増えてくると性能上限に当たることがあります。買い替えサイクルは中継器より長めですが、買い替え時の費用は壁内LANよりも頻繁です。
Q. 壁内配線の工事で家がボロボロになりませんか?
既設配管が使えれば、壁面に小さなコンセント穴を1〜2か所開けるだけで済みます。配管が使えない場合は天井裏・床下を通すルートを優先します。壁を大きく開けるのは最終手段です。
Q. 工事はどれくらい時間がかかりますか?
LAN1本の壁内配線増設で、半日〜1日(3〜8時間)が目安です。詳しい所要時間はよくあるご質問もご覧ください。
Q. 福岡市外でも対応してもらえますか?
春日・大野城・筑紫野・那珂川・糸島など福岡近郊も対応可能です。詳しくは対応エリアをご確認ください。
まとめ:戸建ての2階Wi-Fi問題は「原因の切り分け」から
戸建ての2階にWi-Fiが届かないとき、ありがちな失敗が「中継器・メッシュ・買い替えを順番に試して、結局どれも改善せず費用だけ積み上がる」というパターンです。最初に原因を切り分け、建物構造と利用シーンに合った方法を選ぶことで、無駄な投資を避けられます。「うちはどれが向いているかわからない」段階で構いません。LINEに間取り図や現状のお写真を送っていただければ、その場で第一候補・第二候補をお伝えできます。営業電話はかけませんので、お気軽にご相談ください。詳しくは個人住宅向けLAN工事ページもあわせてご覧ください。
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